ヘアワックスの正しい廃棄方法!中身と容器の捨て方について解説

ヘアワックスの正しい廃棄方法!中身と容器の捨て方について解説 暮らし
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ヘアワックスはヘアスタイルを整える際に重宝しますが、最後まで使い切らないこともあるのではないでしょうか。

新しい製品を購入すると、使いかけのワックスが徐々に溜まっていくことがあります。

未使用のワックスが何個もある状況で、「この残りはどう処分すれば良いのだろう?」と思われる方も多いでしょう。

この記事では、不要になったヘアワックスの適切な廃棄方法について詳しく解説します。

ヘアワックスの捨て方に際して不安がある場合は、ぜひこの記事を参考にしてください!

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ヘアワックスの適切な廃棄方法

ヘアワックスの写真

ヘアワックスの廃棄方法は、その種類によって異なります。

●ヘアワックスの種類

・ハードタイプ、ソフトタイプ
・ジェルワックス
・スプレータイプなど

以下では、それぞれのタイプに応じた適切な廃棄方法を説明します。

①ジャータイプのワックスの廃棄方法

ジャータイプのヘアワックスの写真

ジャータイプは非常に一般的で、ハードからジェルタイプまで様々な製品があります。

すべての製品で基本的な廃棄方法は同じです。

【準備するもの】

  • ビニール袋
  • 布または新聞紙

●手順

  1. ワックスの残りをビニール袋に移します。ジェルタイプの柔らかいものは、布や新聞紙を袋の底に敷いてから移しましょう。
  2. 容器の内部を新聞紙や布で丁寧に拭き取り、その後、ビニール袋に入れて口をしっかり閉じます。
  3. ビニール袋を結び、可燃ゴミとして処理します。

【容器の処理方法】

ジャータイプの容器は、多くの場合、プラスチックや金属で作られています。廃棄する際は、容器の記載を確認し、お住まいの自治体の指示に従って分別してください。

②スプレータイプのワックスの廃棄方法

スプレータイプのヘアワックスの写真

スプレータイプのワックスは霧状で、使用状況によっては残量が少ないことも、多いこともあります。

少量の場合は容易に使い切れますが、多量に残っていると処理が面倒になることがあります。

以下のステップに従って廃棄してください。

【用意するもの】

  • 大きめのタオルまたはトイレットペーパー
  • 大きな釘や鋭利な金属
  • ビニール袋
  • 保護用マスク
  • 作業用手袋

●手順

  1. 屋外で作業を行います。タオルを広げ、その上に鋭利な金属を置きます。
  2. 作業用手袋とマスクを装着し、スプレー缶に鋭利な金属で穴を開けます。
  3. 中身が流れ出たら、トイレットペーパーやタオルで吸収させます。
  4. 全ての中身が出た後、吸収材をビニール袋に入れてから、しばらく放置した後に袋を縛ります。
  5. 最終的には可燃ごみとして処理します。

【容器の処理方法】
スプレータイプのほとんどは缶で提供されます。廃棄する前に缶に記載された指示を確認し、お住まいの各自治体の規定に従って処理してください。

③チューブタイプのワックスの廃棄方法

チューブタイプのヘアワックスの写真

チューブタイプのワックスは通常、柔らかい素材で作られており、ハサミやカッターで簡単に開けられます。

中身がアルミなど硬い素材でできている場合は、切り開くのではなく、チューブの端からしっかり絞り出す方法が推奨されます。

【用意するもの】

  • クリーニング用の布または新聞紙
  • ハサミ
  • ビニール袋

●手順

  1. チューブの底部をハサミで切り開き、中身をビニール袋に移します。
  2. チューブ内部を布や新聞紙で拭き取り、その後、ビニール袋に入れてしっかりと口を縛ります。
  3. 最後に、ビニール袋を可燃ごみとして処分します。

【容器の処理方法】
チューブ容器はポリエチレンやアルミニウムを含む場合があります。使用後は軽く水洗いし、地域の規則に従って処分してください。容器に「プラ」と表示されている場合は、プラスチックリサイクル対象として処理し、そうでない場合は一般的な可燃ごみとして廃棄できます。

避けるべき廃棄方法と重要な注意事項

ヘアワックスを廃棄する際には、以下の重要な注意事項を考慮する必要があります。

●注意事項

・中身をそのまま廃棄すること

多くの方が見落としがちですが、ヘアワックスの中身をそのままにして廃棄することは絶対に避けてください。特にスプレータイプの場合は、内部のガスが衝撃によって爆発や発火の危険を引き起こす可能性があります。環境保護だけでなく、安全を考慮して必ず中身を完全に抜き取ってから廃棄してください。

・風通しの良い高所で作業すること

スプレー缶のガスは重く、地面近くでは滞留しやすいため、屋外や高所(屋上や2階のベランダなど)での作業が推奨されます。これにより、ガスが効率よく外に逃げることが可能になります。

・火気を避けて中身を抜き取ること

スプレータイプのワックスに含まれるガスは、火気と接触すると引火しやすい特性があります。廃棄作業中は火気を完全に避け、作業後もしばらくは火の使用を控えることが必要です。これにより、爆発や火災のリスクを最小限に抑えることができます。

ヘアワックスの有効活用方法

使用途中のワックスがいくつかある場合、これをただ捨ててしまうのはもったいなく感じることでしょう。

特に多くのワックスを保持していると、廃棄するのが惜しいと思うかもしれません。

そこで、ヘアワックスの再利用方法をいくつか提案します。

①潤滑剤としての使用

ワックスに含まれる油分を活用し、潤滑剤として使うことができます。

どのタイプのワックスにも適用できますが、特に粘度が低いものやスプレータイプは均等に塗布しやすく、効果的です。

使用後は、ワックスが不要な部分に付着しないよう、濡れたタオルで丁寧に拭き取ることが重要です。

これにより、変色や劣化を防ぎつつ、さまざまな場所の滑りを改善することが可能です。

②他の製品との組み合わせ

使いかけのワックスが複数ある場合、それらを組み合わせて使うのは一つの効果的な方法です。

ワックスだけではなく、手持ちのオイルやクリームと混ぜて使うのもおすすめです。

例えば、髪が伸びてハードタイプのワックスが必要でなくなったときは、そのワックスにヘアオイルを加えて柔軟性を高めることができます。

また、毛先のダメージが気になる場合は、ジェルタイプやソフトタイプのワックスにヘアミルクを混ぜて使用し、スタイリングしながら髪のケアをするのも良い方法です。

ヘアワックスの廃棄についての要点整理

ここではヘアワックス及びその容器の適切な廃棄方法についての要点をまとめています。

  • ヘアワックスは通常、可燃ゴミとして処理することができます。
  • ワックスの種類によって中身の取り出し方が異なるため、適切な方法で取り扱う必要があります。
  • ワックスの容器の材質によって、その廃棄方法が異なることがあります。
  • 廃棄する際は、居住地の自治体が定める分別ルールに従ってください。
  • スプレータイプのワックスには可燃性のガスが含まれているため、屋外での作業や火気のない場所での取り扱いが必要です。
  • 使用済みのワックスは、潤滑油として再利用することや、他の製品と混ぜて使用することで有効活用できます。
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