散歩中に意外なことに犬のフンを踏んでしまったことはありますか?
そのぬめっとした感触を思うだけで、背筋が凍るようで気持ちも沈みがちです。
特に、家に帰る途中ではなく、外出先や仕事への途中であれば、問題はさらに大きいです。
犬の糞は靴にしっかりと付着し、その悪臭も大きな問題です。
この記事では、靴に付着した犬のフンを効果的に取り除く方法、どこにいても実行可能な一時的な解決策、そして悪臭を消すテクニックを紹介します。
このようなトラブルに遭遇した際に、ぜひこの情報を活用してください。
犬のフンを踏んだら即対応!素早く対処しよう
犬の糞を踏むと、そのショックで精神的にも大きな動揺を感じることがあります。
犬の糞はその臭いが特に強く、速やかにその汚れを除去することが重要です。
糞を家に持ち込んでしまうと、玄関や家の周りのお掃除が必要になってくるので早めに対処したいものです。
糞の取り扱いには、手袋やマスクを着用するようにしましょう。
以下で、犬の糞の除去方法について詳しく説明します。
外出先での犬のフンを踏んだ時の応急対策について
自宅に戻れる場合はそこで処理を行うのが普通ですが、これからどこかへ向かう必要がある時や仕事に行く途中の場合は、そのままでは出かけられないこともあります。
この文章では、外出先で靴に付いた犬の糞の対処法について説明します。
①水や清涼飲料水を使って洗い流す
外出中に犬の糞を踏んでしまった場合は、早急に汚れを落とすことが推奨されます。
歩き続けると靴の溝に糞が詰まり、後で取り除くのが難しくなります。
近くに水源があれば、ペットボトルに水を入れて洗い流すと効果的です。
水源がない場合は、コンビニエンスストアや自動販売機で水を購入して使う方法もあります。
洗い流す際には、靴の内部が濡れないよう注意が必要です。
②近くにコンビニや店がある場合の対処方法
近くにあるコンビニや店を利用して犬の糞を処理する方法は非常に便利です。
【用意するもの】
- 歯ブラシ(オプションで歯磨き粉)
- ウェットティッシュ
- 水
- ゴム手袋またはビニール手袋
- ビニール袋
●手順
- ゴム手袋またはビニール手袋を購入し、着用して手を汚れから守ります。
- 靴を脱ぎ、水で糞の汚れをできるだけ落とします。
- 歯ブラシを使って靴の底の溝に残った糞をこすり取り、水で洗い流します。
- 歯磨き粉を使用できる場合は、消臭効果を得ることができます。
- ウェットティッシュで靴を拭き取ります。
- 処理したゴミはビニール袋に入れて適切に処分しましょう。
③木の棒や草を使う方法
周囲にコンビニや店がない場合、木の棒や草を使って汚れを落とす方法も効果的です。
作業は他人に触れられないよう、目立たない場所で行いましょう。
靴の糞を取った後は、完全にはきれいにならないので、帰宅後はさらに念入りに洗うことを推奨します。
【用意するもの】
- ゴム手袋
- トイレットペーパー
- 使用済みの歯ブラシまたはたわし
- 靴用洗剤
- 布巾
●手順
- 手に付着することを考慮し、ゴム手袋を着用します。
- トイレットペーパーで大きな糞を拭き取り、捨てます。
- 浴室や屋外の洗い場で、歯ブラシと流水を使って汚れを洗い流します。
- 靴用洗剤を塗り、たわしでしっかり洗います。
- 布巾で靴の底を磨き上げます。
- 陰干しで靴を完全に乾かします。
【靴についた犬の糞の取り扱い時の注意点】
- なるべくゴム手袋やビニール手袋の使用を心がけましょう。フンを落とした後は手をしっかり洗いましょう。
- 靴の材質に応じたお手入れを行いましょう。水や洗剤が靴の素材を損傷することがあるため、素材に適した方法で洗浄してください。
【チェック】洗面器を使った屋内での洗浄方法
屋外に適した洗い場がない場合や、お風呂場を使用するのが衛生的に不安な場合に便利な方法です。
【用意するもの】
- 洗面器またはバケツ
- スーパーマーケットの袋(またはゴミ袋)
- トイレットペーパー
- 温水
- 漂白剤
●手順
- 洗面器またはバケツにビニール袋を敷きます。(2重にするとさらに衛生的です。)
- 準備した袋に温水を入れます。
- 事前にトイレットペーパーで靴の糞を取り除いておきます。
- 糞が付いている部分がしっかり温水に浸かるように靴を入れます。
- 汚れが浮いてきたら、歯ブラシでこすり取ります。
- 洗剤を使い、歯ブラシやたわしで靴を洗います。
- 水を新しくし、漂白剤を加えてさらに洗います。
- 汚れが目立つ部分は漂白剤に浸してから、すすぎと乾燥を行います。
犬のフンを踏んだ靴の悪臭を消す方法
犬のフンをきれいに除去した後でも、時々臭いが残ることがあります。
玄関に臭いが残ると非常に不快感を感じるうえ、外出時に他人の反応も気になってしまいます。
ここでは、犬の糞の臭いを効果的に消す方法を紹介します。
①消臭スプレーの活用
残った臭いには、消臭スプレーが大変有効です。
ペットの臭いに特化した消臭スプレーを使用すると、さらに効果がみこめます。
犬のフンだけでなく普段の気になる靴の匂い対策にも使用できるので、一家に1つあると安心です。
②柑橘類の皮で消臭
みかんやレモンなど、柑橘類の皮には強力な消臭成分が含まれています。
これらの皮に含まれるクエン酸は、アルカリ性の臭いを中和し、消臭効果を発揮します。
靴の裏に直接柑橘類の皮をこすりつける方法が効果的です。
③酢を使った消臭方法
酢にはアルカリ性の臭いに対する消臭能力があり、酢の酸性が臭いを分解し中和する効果をもたらします。
使用方法はとても簡単で、酢を水で5倍に薄めた液を布やティッシュに浸して拭き取るだけです。
酢の臭いが一時的に残ることがありますが、時間が経過すると自然に消えます。
④靴用洗剤を使用する
市販されている靴専用の洗浄剤の使用もお勧めします。
これはネットやホームセンターで購入可能です。
ただし、蛍光剤が含まれている場合もあるため、色落ちを心配する場合は使用を控えた方がよいでしょう。
⑤コーヒーかすを利用した消臭法
コーヒーかすには、特にアンモニアの臭いに対する消臭効果があります。
コーヒーかすの酸性成分がアルカリ性の臭いを効果的に分解し、消臭します。
使用済みの湿ったコーヒーかすを靴の裏に塗り、こすりつけることで消臭効果が得られます。
大人のための必須マナーと避けるべき行動
①犬のフンを踏んだ際の適切な対応
犬の糞を踏んでしまった場合、すぐに対処したくなる気持ちはわかりますが、糞を道路に擦り付けて広げる行為は避けましょう。
これは他の歩行者が糞を踏む原因となり、さらに問題を拡大してしまいます。
また、糞をつけたままお店に入るのは、店内を汚すことにつながるため特に注意が必要です。
入店前には靴底の糞を落とし、店内での汚染を防ぐよう心がけましょう。
②使用した清掃道具の正しい後片付け
靴に犬の糞がついてしまった際、さまざまな道具を応急処置に使うことがあります。
使用後はこれらの道具を適切に片付け、持ち帰り処分することが重要です。
特に、小さな子供が知らずに触れないよう、安全に保管することが必要です。
③犬のフンが付着した靴でのコインランドリー使用を控える
糞の処理は心地よい作業ではありませんが、糞が付着したままの靴をコインランドリーの靴専用洗濯機に入れることは絶対に避けましょう。
次に設備を使用する人のことを考え、清潔に使うよう努めてください。
結論として
以下のポイントをまとめます:
- 靴にフンが付着した際は、木の棒や草を使った応急処置が可能です。また、必要な洗浄道具は近くのコンビニでも揃えることができ、役立つアイテムとしては歯ブラシ、歯磨き粉、手袋があります。
- 外出先で糞の処理を行った後は、使用した道具を適切に片付けて持ち帰ることが重要です。
- 自宅での洗浄には、歯ブラシや専用洗剤を使用すると効果的です。
- 室内でフンの付いた靴を洗う際は、バケツや洗面器にビニール袋をかぶせて、お湯で洗う方法が適切です。
- 臭いを取る方法としては、消臭スプレー、柑橘類の皮、酢、靴専用洗剤、コーヒーかすが有効です。臭いを消す際には、靴の素材を確認し、適切に対処することが望ましいです。
- 靴にフンが付いた際は、冷静に対処し、糞を周囲に広げないよう注意することが、他人に迷惑をかけないためにも重要です。