夏祭りやイベントで手にすることが多い「うちわ」。
涼を取るのに便利で、毎年何本も増えていきますね。
しかし、いざ捨てたりリメイクしたりするとき、紙を剥がすのは一苦労です。
そこで、今回は簡単で綺麗に「うちわの紙を剥がす方法」をご紹介します。
そんなときに役立つ、簡単で綺麗にうちわの紙を剥がす方法をご紹介します。
困ったときにぜひ参考にしてみてくださいね!
うちわの紙の簡単な取り外し方
うちわの紙を簡単に剥がす方法を4つ順番に紹介します。
①指でそのまま剥がす
時間が経つと接着剤が劣化して、爪だけで紙を簡単に剥がせることが多いです。
接着部が弱っている箇所を見つけ、爪で慎重に剥がしていきましょう。
特に古いうちわでは、この方法から試してみるのがおすすめです。
指ではがれにくかった場合、次で紹介するドライヤーを使う剥がし方がおすすめです。
②ヘアドライヤーを使って剥がす
接着剤が熱で剥がれやすくなる性質を利用します。
ヘアドライヤーを使い、うちわの紙を剥がしやすくするテクニックです。
この方法では、紙が比較的綺麗に剥がれるため、剥がした紙を型紙として再利用できます。
自分のスタイルにうちわをアレンジしたい時に特にお勧めです。
【用意するもの】
- ドライヤー
手順
- ヘアドライヤーでうちわの紙部分に温風を当てて温めます。
- 紙の端からゆっくりと剥がし始めます。
途中で剥がれにくい場合は、再びドライヤーで温めてから続けて剥がしてください。
うちわの材質によっては、温風により端が変形することがあるため、加減を見ながら調整しましょう。
③水またはぬるま湯で浸して剥がす
うちわの紙に使われている接着剤を水やぬるま湯で柔らかくし、剥がす手法です。
この方法は、多くのうちわを一度に処理する際や、ゴミ出し前に紙をまとめて剥がしたい場合に特に便利です。
また、リメイクして使いたい時にも適しており、子どもたちが剥がす場合でも安全で剥がしやすい方法です。
【用意するもの】
- うちわを浸せる大きな容器
- 水またはぬるま湯
- 拭き取り用の布
手順
- 最初に、爪を使ってできるだけ紙を剥がします。
- 容器にうちわが完全に浸かる量の水またはぬるま湯を用意します。
- うちわを水またはぬるま湯に浸し、約1時間放置します。
- 残った紙や接着剤を布で優しくこすり取ります。
④シール剥がしを使用する方法
市販の専用シール剥がしは、粘着材を効果的に取り除くのに役立ちます。
これらの製品を使うことで、紙を剥がした後のうちわの骨部分に残る粘着質を綺麗に除去でき、骨を綺麗に保ちたい時に最適です。
うちわの骨組みを再利用する際には、シール剥がしが残らないように丁寧に拭き取ることが重要です。
※使用する除去剤がうちわの材質に適しているかどうかは、製品のパッケージで確認してください。もし適合しない場合は、別の方法を検討しましょう。
うちわの紙を剥がす時に気を付ける事
①慎重な作業を心掛ける
うちわはさまざまな材質で作られています。特に竹を使用したうちわは、その美しさで人気がありますが、骨が細くて脆いため、力を入れすぎると破損する恐れがあります。
作業を行う際は、優しく丁寧に扱うことが重要です。
②地域の規則に沿ったゴミ分別を実施
ゴミの分別方法は地域によって異なります。お住まいの自治体のホームページで確認してください。
うちわの素材によっては分別方法が異なることが多いので、各自治体の指示に従ってくださいね。
③紙を型紙として再利用する際のコツ
うちわの紙を型紙として再利用したい場合、一方の面だけをきれいに剥がすことがポイントです。
紙が剥がしにくい時は、まず一面を破って取り除き、残った面を裏から押し出すようにして剥がすと、より綺麗に取り除けます。
次に、うちわリメイクのおすすめアイデアについて紹介します。
うちわリメイクのおすすめアイデア
うちわをリメイクすることで、自分だけのオリジナルうちわが作れます。
ここでは、おすすめのリメイクアイデアを紹介します。
具体的には、以下のアイデアを試してみてください。
それでは、順に見ていきましょう。
①手ぬぐいを使ったリメイク
手ぬぐいを使ったリメイクは、オリジナリティを出すのに最適です。
以下の手順で簡単に布リメイクができます。
- 好きな柄の手ぬぐいを用意する
- うちわのサイズに合わせて切る
- 接着剤を使って貼る
- 余分な部分を切り取る
- 完全に乾かす
布を使うことで、手触りも良くなり、見た目もおしゃれになります。
また、自分の好きな柄や色の布を選ぶことで、オリジナリティを出せます。
布をうちわに貼る際は、水に強い接着剤を使用すると、水しぶきを浴びても安心です。この自作の布うちわを夏のアウトドア活動で活用してみてください。
また、布がうちわにしっかりと固定されにくい場合は、貼る布の裏に接着芯を付けると効果的です。
水に濡れる可能性がある場合は、洗濯可能な接着芯を選んでください。
次に、子どもがお絵かきした紙を使う方法を紹介します。
②子どもがお絵かきした紙を使う
お子さんが自由にデザインした紙を使うことで、完全オリジナルのうちわが作れます。
以下の手順で簡単にデザイン紙を使ったリメイクができます。
- オリジナルの絵を描く
- 紙に印刷する
- うちわのサイズに合わせて切る
- 接着剤を使って貼る
- 余分な部分を切り取る
デザインを新たに作ることで、思い通りのうちわを作れます。
また、家族やおじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントにも最適です。
次に、うちわの本来の使い方とは違う再利用法を紹介します。
③うちわの骨組みを活用したシャボン玉遊び
うちわの骨だけを使ってシャボン玉を作る楽しい方法です。
普段のシャボン玉遊びがマンネリ化してきたときにぴったりのアイデアです。
うちわの骨は取り扱いやすく、小さな子供でも簡単にシャボン玉を楽しむことができます。
うちわの紙の剥がし方まとめ
- 時間が経過したうちわは、通常、紙を簡単に剥がすことができます。
- ヘアドライヤーの温風を利用すれば、紙を破ることなく容易に剥がすことが可能です。
- 多くのうちわの紙を一度に剥がす際には、水やぬるま湯に浸すと作業が楽になります。
- 市販の接着剤除去剤を使用すると、うちわの骨に粘着物が残らず、紙を綺麗に剥がすことができます。
- うちわを廃棄する際は、地域のゴミ分別規則に従い、うちわの材質に応じて適切に分類してください。
- うちわのリメイクには、紙だけでなく布を使用することも可能です。
うちわの紙をきれいに剥がすための基本的な手順と、必要な道具の使い方を説明しました。
また、布やエコ素材を使ったリメイクアイデアも紹介しました。
うちわの紙を剥がしてリメイクを楽しんでくださいね。