ゴルフクラブやテニスラケットのグリップはプレイヤーの成績に直接的な影響を及ぼすため、日々のお手入れがかかせません。
グリップが滑ったりすると、正確なスイングが困難になり、不必要な力が生じてしまうことから、パフォーマンスが低下することもあります。
特に白いグリップの場合、汚れが目立ちやすく、それが見た目にも悪影響を与えることがあります。
このような問題を解決するために、白いグリップの黒ずみをキレイにする方法を今回詳しくご紹介します。
困ったときにぜひお試しください。
白いグリップが汚れる主な原因
白いグリップが汚れる主な原因を３つ紹介します。
- 手汗や皮脂がグリップに染み付く
- 手垢が残る
- グローブの摩擦による跡
これらが主な汚れの原因です。
特に白いグリップは汚れが目立ちやすく、気になる方は汚れが目立ってくると頻繁に交換する場合もあるかと思います。
汚れが目立たないのは黒いグリップですが実際の汚れが見えづらいだけで、知らないうちに結構汚れていた…ということも。
汚れがついたまま使用していると、滑ったり、スポーツの場合はプレーにも影響が出る可能性もあります。
汚れがどれくらいついているか目で見てわかるように白グリップを愛用してる方も多いことと思います。
だけど、やっぱり白グリップの汚れは気になる…
しかし、汚れたからといってすぐに諦める必要はありません！
家庭用品や市販のクリーナーを使えば、簡単に汚れを落とすことができます。
以下では、具体的な清掃方法を詳しく説明します。
白いグリップの清掃方法
白いグリップの汚れを簡単に落とす方法を３つ紹介します。
①メラミンスポンジで落とす
１つ目はメラミンスポンジで白いグリップの汚れを落とす方法です。
必要なもの
- メラミンスポンジ
手順
- メラミンスポンジを水でぬらす
- グリップの汚れた部分をメラミンスポンジでこすって落とす
汚れを落として乾かした後、しばらく使用しない場合は、グリップをサランラップ等で巻いて保管するとホコリや湿気から守ることができ、汚れ防止に効果的です。
ポチップ
②中性洗剤を使った清掃方法
白いグリップの汚れは主に手の皮脂に由来するため、皮脂を効果的に除去できる中性洗剤を使うと良いでしょう。
ここでは、簡単にできるお手入れ方法をご紹介します。
必要なもの
- 中性洗剤
- 雑巾
- スポンジ
- 乾いたタオル
- サランラップ
手順
- 中性洗剤を含ませた雑巾でグリップを丁寧に拭きます。
- 洗剤をつけたスポンジで洗い、その後、水でよくすすぎます。
- 乾いたタオルで水気をしっかりと拭き取ります。
- サランラップを巻いてグリップを保護します。
注意点
ラップを巻くことで、グリップが乾燥するのを防ぎます。特に、しばらく使用予定がないスポーツ用具にはこの方法が効果的です。
③専用クリーニングスプレーを活用する方法
中性洗剤を使う清掃方法も手軽で効果的ですが、もっと手軽に作業を終えたい場合は、グリップクリーナーのような専用のクリーニングスプレーがおすすめです。
こちらはゴルフクラブ専用のものですが、このタイプのクリーナーは価格もリーズナブルなので、家に一本あると非常に便利です。
必要なもの
- 専用のクリーニングスプレー
- 拭き取り用の布またはタオル
手順
- グリップスプレーをグリップの汚れが気になる部分に直接吹きかけます。
- タオルで汚れた箇所を拭き取ります。
これで作業は完了です。
使用方法は気になった部分にサッと吹きかけてふき取るだけなので非常に簡単で、効果的に汚れを落とせます！
自宅で簡単にできるゴルフグリップの交換手順
これまで紹介したグリップのクリーニング方法は有効ですが、グリップは使用と共に徐々に劣化します。
そのため、時には新しいグリップへの交換が必要になることがあります。
ここでは、自宅で行うゴルフクラブのグリップ交換方法を解説します。
手順
- カッターでグリップに小さな切り込みを入れ、根本から徐々に古いグリップを剥がします。
- ドライヤーを使い、シャフトに残った両面テープを温めながら剥がします。テープを温めることで、粘着剤が柔らかくなり、除去が容易になります。
- 新しいグリップがシャフトにどこまでかぶさるかをマークします。
- 新しい両面テープを「螺旋巻き」または「縦巻き」の方法でシャフトに巻き付けます。
- スクレーパーなどを使って、テープに気泡が残らないように中央から外側へ空気を押し出します。
- 新しいグリップの端をティーなどで塞ぎ、接着剤または専用の溶液を注ぎ込みます。その後、グリップを振って溶液を均等に分配します。
- 準備が整ったら新しいグリップをシャフトに差し込み、位置を調整して完了します。
作業終了後、接着剤が完全に固まるまで少し時間を置くことが大切です。
グリップの向きを確認し、必要に応じ、微調整することで、プロフェッショナルな仕上がりが実現できます。
ゴルフに関しては『ゴルフだより』を参考にするのもいいですね。
関東圏のゴルフ施設情報やゴルフのノウハウなど、最新情報が詳しく紹介されています。
まとめ
- グリップの汚れの主な原因は、皮脂、手汗、手垢、そして摩擦です。
- 中性洗剤を使うことで皮脂が分解され、汚れが効果的に取り除かれます。
- 専用のクリーニングスプレーはコストパフォーマンスに優れており、グリップだけでなく他の汚れにも効果的です。
- グリップを清掃する際には、シャフト内への水の侵入に注意する必要があります。
- テニスラケットの場合、オーバーグリップは定期的に新しいものに交換し、その際には基本のグリップも中性洗剤で清掃するとよいでしょう。
- グリップの劣化が見られた場合は、自宅での交換も可能です。
